セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース女子関西予選 SASAYURI FC SHIGA戦|レビュー:

2024.06.01
2024年6月1日(土)第6回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)関西地域予選
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 - SASAYURI FC SHIGA
試合詳細 >
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本日、神戸レディースフットボールセンターにて第6回日本クラブユース女子サッカー選手権大会(U18)関西予選が開幕しました。

関西から全国への出場枠は『1』。昨年、同大会全国大会での借りを返すために必ず勝ち抜きたい今大会。
不安と緊張が垣間見える中、キックオフとなりました。

序盤、若干の緊張が感じられる中でボールを左右に動かしながら中央へ差し込む機会をうかがいます。
前半3分。相手に攻め込まれる中、自陣の深い位置でボールを受ける池田。奪いに来た相手を個人で突破し、そのままハーフライン付近までボールを運びます。そして、DFが動いた瞬間を逃さずスルーパス。そのパスに反応したのは木下。GKと1vs1になった木下ですがシュートは相手GKに止められてしまい先制点とはなりません。
前半5分にもサイドを抜け出した古田からアーリークロスを受ける中村。GKと1vs1となりましたが、このチャンスもGKに防がれ得点まで至りません。
チャンスを作りながら決め切ることが出来ず、少し重い空気が流れそうになった時。木下が空気を一変させます。
ハーフライン付近で飯田→竹田→四本→牧之瀬と動かし、フリーとなった牧之瀬が前を向きます。そして、背後へ浮き球のパスを送ります。
背後へと蹴られたボールは木下が収め、目の前のDFを内側にかわし、迷わず左足を振り抜きます。その放たれたシュートは綺麗な風物線を描き、サイドネットへと突き刺さります。
そして、その6分後。四本→飯田→池田と中央を縦に繋ぎます。相手が池田に集まったの見計らい、池田は右サイドへワンタッチでフリックを送ります。その先で待つのは木下。相手のDFラインが高いのを観て、木下が右足でアーリークロスを中央に送ります。そして、中村がそのパスを受けて、相手GKをかわし追加点を奪います。
しかし、6分後。カウンターから失点をしてしまいます。

それでもセレッソらしく、中央を攻めます。
飯田→牧之瀬と縦パスを送り、池田へとスルーパス。裏へと抜け出した池田は冷静にゴールへと流し込み突き放します。
その後、竹田の追加点もあり前半を4-1としてハーフタイムを迎えます。

ハーフタイムには相手の特徴を整理して、全体でどこを狙うのかを共有して後半へと挑みました。

後半10分。左サイドでボールを動かし、相手を集めます。そして、牧口の大きな展開で右サイドの竹田へパスを送り、背後へと抜け出した木下へパス。木下は右足を振り抜き、5-1とします。
その後、選手交代で入った選手が躍動します。
田村が後半12分に奪ったゴールを皮切りに17分・28分とゴールを奪い、途中出場ながらハットトリックを達成します。
アディショナルタイムにも玉村と田村が得点を奪い、合計10-1で初戦を勝利することが出来ました。

勝利することは出来ましたが、今回の課題を真摯に受け止めて練習に取り組みたいと思います。

本日もお応援に駆けつけていただいたサポーターの皆様・保護者の皆様、ご尽力いただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督  日高 欣弘)


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