セレッソ大阪スポーツクラブ

チャレンジリーグWEST 第9節 アンジュヴィオレ広島戦|レビュー:首位・広島にドロー

2020.11.15
2020年11月15日(日)2020プレナスチャレンジリーグWEST 第9節
セレッソ大阪堺ガールズ 1-1 アンジュヴィオレ広島
試合詳細 >
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チャレンジリーグ第9節がヤンマースタジアム長居で行われました。現在、リーグ首位のアンジュヴィオレ広島に対してチーム、個人でしっかりとチャレンジしようと試合前に確認し挑みました。
 立ち上がりからボールを保持し、押し込む時間が長く続きますが、リトリートしてくる相手をなかなか崩す事ができません。サイドチェンジをしながら攻撃を仕掛けますが、テンポが上がらず効果的にボールを動かせません。時間が経つにつれてボールは保持しますが、うまくスペースを突く事が出来ず相手DFが待ち構えてる所に入れてしまい奪われ方が悪くカウンターを受けるシーンが多くなりますが、DFラインを中心にゴールをしっかりと守り0-0で前半を終了します。

 ハーフタイムにテンポを上げてボールを動かしながらサイドチェンジする事、積極的にゴールに向かって仕掛ける事、攻撃時のリスク管理を徹底する事を確認し後半に挑みます。
 後半立ち上がりからも積極的なプレーから押し込みます。すると58分右サイド四海から中央の高和ワンタッチで河岸と繋ぎテンポよくサイドチェンジ すると、相手DFのクリアミスからCKを獲得します。そのCKを高和のニアへの早いキックを和田が頭で合わせ先制し1-0とします。

 しかしその3分後、相手CK時に相手チームの交代もありマークが曖昧になってしまい失点し1-1となります。その後もボールを保持し攻め込みますが、ゴール前にブロックを作る相手を崩すことが出来ずにフィニッシュまで持ち込めません。選手交代をし得点を奪いにいきます。すると90分途中交代で入った山内が右サイドを突破しクロスをあげファーサイドにいた北原へと繋ぎその北原が相手DFをかわしシュートを打ちますが、GK正面でゴールならず1-1で試合終了となりました。

 90分通して自陣ゴール前でブロックを作る相手に対して崩すこと、フィニッシュまで行くことが出来ず、アタッキングサードでのパスアンドコントロールの質やアイディアなどに課題が出た試合となりましたが、成果も多くあった試合でもありました。この試合で出た課題にしっかりと取り組み次節最終節となりますのでしっかりと準備したいです。

 本日もサポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、足を運んでいただき温かいご声援をありがとうございました。

(セレッソ大阪堺レディースヘッドコーチ兼ガールズ監督 池田昌弘)