セレッソ大阪スポーツクラブ

皇后杯関西大会 1回戦 FC BASARA甲賀レディース戦|レビュー:後半に3ゴール、2回戦進出!

2021.08.29
2021年8月29日(日)第50回関西女子サッカー選手権大会 兼皇后杯 JFA 第43 回全日本女子サッカー選手権大会 関西大会 1回戦
セレッソ大阪堺ガールズ 3-0 FC BASARA甲賀レディース
試合詳細 >
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本日、皇后杯関西大会1回戦が紀三井寺公園陸上競技場で行われました。

立ち上がりはヒールキックやスイッチプレーなどをしてくる相手に対して戸惑ってしまい、攻撃を受けてしまいます。
前半7分。相手の楔のパスがCFに入ります。そこを起点に2列目から抜け出した選手にスルーパスを出されます。そのままフリーでクロスを蹴られますが、そのボールは触られることなく流れていき、ことなきを得ます。

その後も相手に押し込まれて、DFラインを上げられません。クリアしてもFWが孤立した状態になりマイボールにすることが出来ませんでした。すると、前半14分。自陣ゴール前の混戦からワンツーで抜け出され決定的な場面を作られますが、名和の冷静な対応でシュートストップします。

名和の好プレーを機に、少しずつ相手のプレーに慣れ、ボールの奪う位置が高くなります。そして、ボールを握る時間が増えていきます。
DFラインでボールを右→左へと動かし、左SBの牧口へとパスが入ります。その瞬間に古田が受けに下がった所へ相手SBが狙いに出てきます。それを観ていた木下が大きく空いた左のスペースへと走ります。その木下へ牧口から縦パスが入ります。フリーとなった木下は中央へクロス。走り込んできた磯部がシュートと思われましたが、相手に先に触られてしまい先制点とはなりませんでした。

ハーフタイムにスペースの認知、サポートの連続などを話して後半に挑みます。
後半開始早々、先制点が生まれます。
後半から入った米田から左サイドの牧口へ大きく展開します。そこから駆け引きで相手を外した古田へと縦パスが入ります。サイドの深い位置でパスを受けた古田が内側に侵入します。そして、動き出した北原にスルーパス。パスを受けた北原はニアサイドを豪快に打ち抜き先制します。

その8分後。自陣ペナルティーエリア付近。本谷→佐藤→木下と中央で繋ぎ、相手を外した北原へ木下がスルーパスを出します。20m独走して、最後にGKもかわし追加点。
終了間際にも高山が3点目を取り、試合終了。
課題が多く出た試合ではありましたが、なんとか勝ち切ることが出来ました。

本日もサポーターの皆様、関係者の皆様、保護者の皆様、応援ありがとうございました。
また、急な会場変更にも関わらず、ご対応頂きました和歌山県FAの皆様、ありがとうございました。

(セレッソ大阪堺レディースコーチ兼ガールズU-15監督 日高欣弘)