2022年8月2日(火)XF CUP 2022 第4回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18) グループステージ A組
セレッソ大阪堺ガールズ 1-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18
試合詳細 >
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本日、XF CUP 2022 第4回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)グループステージ Aグループ 第2節 ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18(関東⑥)戦が群馬県立敷島公園 補助陸上競技場で行われました。
試合は、立ち上がりからボールを保持して攻撃を仕掛けていきたいセレッソと組織的な守備から前線とサイドの早い選手を軸にカウンターを狙うジェフという構図で試合は進んでいきます。
序盤は相手の守備ブロックの外側でボールを動かすことが多く、ボールこそ保持するもののなかなかチャンスを作り出すことができません。
そんな中、6分に和田がうまく相手のサイドをえぐり、ゴール前にグラウンダーのクロスを上げます。逆サイドから走り込んだ丸井がシュートを放つも、これは相手GKのファインセーブに阻まれてしまいます。
得点には至りませんでしたが、このチャンスを境に少しずつ攻撃回数が増えていきました。
しかし、18分に一瞬の隙をつかれてしまいます。
攻守の切り替えからボールを運ばれ、相手の中盤の選手にDFラインとMFの間でボールを受けられてしまいます。
ボールを受けられた選手にドリブルでゴール前まで運ばれると、DFも対応して角度も少ない状況でしたが、シュートでうまく隙間を抜かれてしまいゴールを奪われてしまいました。
思わぬ形で失点をしてしまい動揺してしまったのか、前半の残り時間は相手の勢いを受けてしまい、ペースを握られたまま1点のリードを許して前半は終了しました。
ハーフタイムで前半の問題点を修正して挑んだ後半、立ち上がりから相手の間を有効に使いながらボールを運び、少しずつ攻撃の回数を増やしていきます。
すると、早い時間で同点に追いつくことに成功します。
40分、中谷から前線に入れたボールを相手DFが処理を誤ります。和田がボールを回収すると佐藤へパス、パスを受けた佐藤がドリブルからシュートを打ちます。このシュートは相手にブロックされますが、こぼれたボールを打ち抜きGKとニアポストの間を抜けてゴールに決まりました。
早い時間で同点として、後半途中からポジションをサイドからボランチに変えた丸井が中盤でボールを受けて、攻撃の起点となり相手を押し込んでいきます。
良い流れがきたものの勝ち越すことができずに飲水タイムを挟むと、試合の流れが一変しました。
残りの時間は相手の守備の前にボールを前に運ぶことができず、ボールを失ってはそこから攻め込まれてしまいます。
何度もCKを取られ、ゴール前にもボールを運ばれてしまいますが、ここは集中を切らさずに全員で体を張って得点は許しませんでした。
最終的にこのままスコアが動くことはなく、1-1で試合は終了しました。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。
セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 上野 秀章