セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 後期 京都精華学園高校戦|レビュー:

2023.07.16
2023年7月15日(土)U-18女子サッカーリーグ2023 関西1部 後期
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 6-2 京都精華学園高校
試合詳細 >
------
本日、舞洲シャウエッセングランドにてU18女子サッカーリーグが行われました。

試合は立ち上がりから動きます。
開始2分。ハーフラインを超えた辺りで左から右へ展開。そして、前向きにボールを受け取った竹田が対峙した相手に1vs1を仕掛けます。竹田は縦へと突破して中へクロス。その瞬間、玉村がニアへ飛び込みます。DFが玉村のシュートブロックをしようと来た所を玉村がスルーをして、ボールはフォアで待っていた中村へ。中村が目の前のDFを落ち着いて外して蹴り込み先制点を奪います。
その4分後、安田からパスを受けた牧之瀬が35mのロングシュートを決めて2-0。
前半11分。自陣ペナルティーエリア付近で飯田がボールを奪うと中央で待つ牧之瀬へと繋ぎます。同じタイミングで左サイドを西村が駆け上がり、ボールはその西村へ。そして、西村は中央へとドリブル。そこへ後ろから上がってきた杉本にパスを渡します。相手を左右に振りながら、相手の視野に隠れた中村が一瞬で相手を外して動き出します。杉本はそれを見逃さず中村へパス。遅れてきたDFをファーストタッチで突破して冷静に左隅へ流し込み3-0とします。
その後、守備の連動性が薄くなり相手に大きく展開され、カットインからミドルシュートを打たれて失点をしてしまいます。
しかし、前半終了間際、相手陣地で玉村のプレスから杉本が相手のボールを奪い、そのままGKとの1vs1をループシュートで決め4-1で折り返します。

ハーフタイムには守備の整理とボールを前に進めるための入り口を探すことなどを確認しました。

お互いにチャンスを作るものの最後の精度が上がらず、拮抗した展開が進みます。
後半16分。古田・杉本が試合を動かします。相手陣地でボールを奪われた瞬間、素早い切替と高い強度で古田がボールを奪います。そのボールを受け取った杉本がドリブルでペナルティーエリアまで運び、カットインから得意の左足でシュートを放ちます。コントロールされたシュートはGKも届かずゴールへと吸い込まれ5-1と後半ファーストゴールを奪います。
次第に暑さのせいか全体的に運動量が落ちてしまい、ボールを受ける距離が遠くなり、周りを見ることが出来ずスムーズにボールが動きません。
すると、不用意なビルドアップのミスから失点。
しかし、試合終了間際。ゴール前の混戦から古田がバックヘッドでゴールを奪い復帰戦でゴールを決めます。試合は合計6-2で勝利することが出来ました。

厳しい暑さの中での強さやゴール前でのプレーの質など試合を決定付けるための質がまだまだ未熟なことが露呈された試合となりました。
このタイミングでこの課題が露呈されたことをポジティブに捉え、しっかり改善をして次の試合に向けて準備したいと思います。

本日は暑い中ではありましたが、応援に駆けつけて頂いたサポーターの皆様・保護者の皆様、最後までご声援ありがとうございました。



セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 日高欣弘