セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 後期 追手門学院高等学校戦|レビュー:

2023.07.28
2023年7月27日(木)U-18女子サッカーリーグ2023 関西1部 後期
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 3-6 追手門学院高等学校
試合詳細 >
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本日、舞洲天然芝にてU-18女子サッカーリーグ追手門学院高校戦が行われました。

暑熱対策でクーリングブレイクが設けられる環境下での一戦。
攻撃では出し手と受け手の共有・守備では優先順位やロングボールの対応を確認して試合へと入りました。

試合は立ち上がりからセレッソがボールを握る展開。
しかし、技術のミスやタイミングの不一致により攻撃が噛み合わず相手にチャンスを与えてしまいます。
前半8分。ハーフライン付近で自分たちのパスミスが相手の右サイドの選手に渡り、そのままペナルティエリア付近まで運ばれてしまいます。
DFが粘り強く対応するもゴールの下隅にミドルシュートを決められ、先制点を許してしまいます。
切り替えて追いつきたいところではありましたが、前半10分。
またもや自分たちのパスのずれから相手にシュートチャンスを与えてしまいます。
GKが少し高めのポジションを取っているところを狙われミドルシュートを決められてしまい、試合開始10分で0-2という展開に。
相手陣地への前進、ゴール前への進入には成功はするも、技術や判断のミスや相手に時間を与えてしまうことから、決定的な得点機会が少ない前半45分間となりました。

ハーフタイムには、サイドでの守備の共有と技術・タイミングの再確認をしました。
そして、この状況で誰がチームを牽引することができるのか、という期待を持ちながら後半を迎えます。

後半4分に、DF牧口→ FW古田へ相手の逆をついたDFライン背後へのパスで裏へ抜けるもサイドへ流れてしまいますが、そこからあげたクロスがそのまま直接ゴールへ入り1点差に追いつくことに成功。
後半の立ち上がりから得点をすることができ、このままの勢いで逆転を目指していきたいところではありましたが、後半12分・14分・16分と立て続けに失点をしてしまいました。
失点を重ねてもゴールを目指し続ける選手たち。
DF楠→ FW佐藤への縦パスで攻撃のスイッチが入りFW木下がサポートに入り佐藤のコントロールは離れはするも、相手選手のタッチがそのままFW木下へ渡り相手DFラインの背後を奪うことに成功。
相手GKと1vs1になりますがシュートはゴール左に外れます。
意図的な攻撃で得点機会も増え、試合終盤にMF中村が2ゴールを奪うも終わってみれば3-6の大敗。

この結果・内容を真摯に受け止め、選手スタッフ共に課題と向き合い、今週末から始まる「日本クラブユース女子サッカー大会U-18」に向けて今一度、目を揃え、成長するための時間を過ごしていきます。

本日は大変暑い中、応援に駆けつけて頂いたサポーターの皆様・保護者の皆様、ご声援ありがとうございました。


セレッソ大阪アカデミーGKコーチ 田中 奨