セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 後期 大阪学芸高等学校戦|レビュー:

2023.11.12
2023年11月12日(日)U-18女子サッカーリーグ2023 関西1部 後期
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 1-2 大阪学芸高等学校
試合詳細 >
------
南津守天然芝グランドにてU18女子サッカーリーグ2023関西 1部大阪学芸戦が行われました。
セレッソのキックオフでスタート。試合はサイド攻撃を中心にピッチを広く使う大阪学芸と中央からの攻撃を試みるセレッソという構図になりました。序盤、相手のロングボールに対応出来ず、押し込まれる展開が続きます。前半13分。相手陣地でボールを失い、そこからカウンターを受けます。ハーフライン付近、左から中央へ送られたロングボールに相手FWが抜け出します。飯田が対応しますが、相手に抑えられシュートを打たれてしまいます。しかし、そのシュートを名和がギリギリのところで防ぎ、失点を免れました。前半23分。相手のビルドアップを牧口が奪います。牧口→丸井→中田と繋ぎ、中田から古田へ縦パスが入ります。古田はそのパスをフリックで前のスペースへ。そのパスに反応したのが木下。DFラインを抜け出しGKと1vs1に。入ったかと思われたシュートは惜しくも右ポストの外側を通ります。
その1分後。名和から攻撃がスタート。名和→楠→牧口と繋ぎ、ボランチの中田へ。受けに下がって来た木下に相手CBが引っ張り出され、その背後に古田が飛び出します。中田はそれを見逃さず、スルーパスを古田へと送ります。ペナルティエリア角で前を向いた古田は迷わずドリブルで仕掛けます。すると、相手が古田を倒してしまいPKに。PKのキッカーは古田。シュートは相手GKの逆を突き、先制に成功します。
前半28分。試合が動きます。ボールは学芸。右から左に展開され左サイドで数的有利を作られます。その対応に遅れ、中央へクロスが上げられます。そのボールは相手FWに渡り、シュートを打ち込まれ同点に。
その後、お互いにチャンスを作りますが決めきれず前半は同点のまま終了。

ハーフタイムにはサイド攻撃の対応・前を観ること・時間の使い方などを共有して後半へ入りました。

後半も中央突破を試みるセレッソに対して、サイドを中心に攻撃をする大阪学芸。左サイドから大阪学芸のスローイン。中央のFWを起点にペナルティエリアに侵入されます。FWへ入ったボールをボランチに落とされシュートを打たれますが、そのシュートは吉田が防ぎます。しかし、ボールはまだゴール前に。そして、それを相手に押し込まれ追加点を奪われてしまいます。
なんとか得点が欲しいセレッソ。後半33分。相手陣地に押し込んだ状況で吉田がボールを持ちます。そこから左サイドへ展開。ボールを受けたのは牧口。牧口から上げられたアーリークロスは中央の古田の元へ。古田は相手との駆け引きを制してニアでボールを受けてワンタッチシュート。入ったかと思われたシュートは無情にもポストを叩きノーゴール。
その5分後。中田→中村→飯田と中盤でテンポよく繋ぎます。飯田に入った瞬間、池田が相手を外して背後へ。それを観た飯田はすかさずスルーパスを送ります。遅れて来たDFに対して池田は右足のキックフェイントで相手をかわしてシュートをしますが、相手GKに阻まれてしまい、得点を奪えません。
後半40分。右サイドで竹田がボールを奪うと相手SBが攻撃参加して空いているスペースへと運びます。そして、池田と古田が交差するように動き出します。竹田は相手を観て、フリーになった古田を選択。古田は相手から少しズラした位置にボールを置き、シュートモーションへ。すると、DFがシュートブロックをしに足を出します。それを狙って古田はシュートを股の下へ。しかし、このシュートもポストを叩きゴールを奪うことが出来ません。
その後もゴールへと迫りますが、決定的な場面が作れず1-2のまま試合終了。
今節、敗戦となりましたが、課題にしっかり向き合い次戦へ向けて懸命に取り組みたいと思います。

本日も応援に駆けつけて頂いた、保護者の皆様・サポーターの皆様、ご尽力頂きました関係者の皆様、誠にありがとうございました。

セレッソ大阪ヤンマーガールズU18監督 日高欣弘