セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 後期 日ノ本学園高等学校戦|レビュー:

2023.12.02
2023年12月2日(土)U-18女子サッカーリーグ2023 関西1部 後期
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 1-4 日ノ本学園高等学校
試合詳細 >
------
本日、日本ハム桜グラウンドにてU18女子サッカーリーグ2023関西1部 日ノ本学園戦が開催されました。
今節がリーグ最終戦。勝って全国大会への弾みにする為に日頃の練習から選手たちは意識を高く保ち、チームや個人の課題に向き合ってきました。

11時、試合がキックオフ。
自分たちのペースで試合を進めたいところでしたが、相手チームのパスワークに前線からの守備がうまく機能せず、後手を踏んでしまう展開に。
そんな状況下でもDFラインの楠・四本・牧口・竹田は相手の攻撃に対して冷静な対応を見せます。
前半12分。左サイドの下高から中央に顔を出した中村にパスが入り、一度は相手に囲まれるも、こぼれたボールを木下が中央で回収し前線へ動き出していた玉村へラストパス。相手ディフェンスと1vs1になりますが左足のシュートはミートせず。
その3分後にも、竹田からペナルティエリア内にいた玉村へパス、そこにサポートした中田へ落としたボールをゴールの右端へシュートを打つも、ここは相手GKのスーパーセーブにより先制点を奪うことができません。
前半20分にも、前線で相手のパスを木下が素晴らしい駆け引きでインターセプトをし、自らゴール前へ運びシュート。ここも相手GKに阻止されてしまいます。
相手にペースを握られていた中で、徐々にリスクを背負ってでも果敢にチャレンジして奪いに行けるシーンが増え、それに伴い得点チャンスも生まれてきました。
しかしその1分後、前半21分。先制点を奪われてしまいます。
左サイドから侵入を許し、その攻撃を一度は防ぐことに成功しますが相手の切り替えが素早く、PKマーク付近にこぼれたボールをシュートされ天野が良い反応をして弾くがそのこぼれ球を詰めらてしまい失点。
スコアが動きますが、その後は両チームとも決定機を作れず、そのまま前半が終わろうとしていました。
しかし前半40分。高い位置でボールを失い、右サイドから自陣ゴール前まで運ばれミドルシュートを打たれてしまいます。そのシュートがGK前でバウンドする形となってしまい上手く弾き出すことができず、こぼれ球を詰められて相手に追加点を許してしまいました。

ハーフタイムには、守備の修正と攻撃のテンポを上げることを確認して後半へ。

後半8分。前線の守備が連動します。玉村・飯田の守備に中盤が連動して相手陣地でボールを奪取。
ボールを奪った下高は背後へと動き出した玉村へ。スルーパスを受けた玉村はGKを観て冷静に流し込み、1点を奪い返します。
その後、守備の改善から少しずつリズムが生まれゴールへと近づきますが、球際で相手の強度が勝りボールを扱わせてもらえません。
すると、中盤でボールを失いバランスを崩していた所を背後へ抜け出されてしまい失点。
失点後も積極的に前線からボールを奪いに行き、ゴールを目指しますが、準備不足や技術の簡単なミスでボールが繋がらず終了間際にも失点をして合計1-4で試合が終了しました。

連動した守備がうまく噛み合わず、攻撃においても繋がりのある攻撃が回数多く出せず、悔しい敗戦となりました。
しかし、1ヶ月後に迫った全国大会に向けて選手・スタッフ全員で懸命に取り組み少しでも成長をしていければと思います。
本日も応援に駆けつけて頂いたサポーターの皆様・保護者の皆様、誠にありがとうございました。

セレッソ大阪ヤンマーガールズU18監督 日高欣弘