セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 前期 第1節 神戸弘陵学園高等学校戦|プレビュー:

2024.04.07
2024年4月6日(土)U-18女子サッカーリーグ2024 関西1部 前期 第1節
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 - 神戸弘陵学園高等学校
試合詳細 >
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本日、舞洲日本ハム桜グラウンドにてU-18女子サッカーリーグ2024関西が開幕しました。
選手たちは新たなユニフォームや開幕戦ということもあり、緊張した表情の中、試合へと入りました。

試合は立ち上がり早々に動きます。
開始1分。池田→田村→玉村へと繋ぎ背後へと抜け出します。しかし、田村からのスルーパスはDFに当たりコースが変わり相手GKの元へ。ただ、玉村が抜け出した勢いを止めずにそのままボールを奪いに行くと相手GKはクリア。センターサークル付近に落ちたボールをお互いに奪い合います。ボールを制したのは古田。古田から玉村へパスを出すと玉村はヒールで田村へ。ボールが田村へと渡った瞬間、池田が背後へと走り出し、田村がワンタッチでスルーパスを送ります。そのパスを奪いにGKが出てきますが
、先に触ったのは池田。ファーストタッチでGKを池田がかわし、そのまま無人のゴールへ。中央の狭いエリアを崩し、先制に成功します。
しかし、その後、相手の縦へ速い攻撃にDFラインが対応し切れず6分・7分と失点してしまい、開始10分で1-2になります。

そして、中央を崩しに行くセレッソ。縦に速い攻撃を繰り出す神戸弘陵という構図で試合は進みます。

古田と西村のパス交換で相手を集めて西村→池田へスルーパスを通しますが、池田のシュートは惜しくもバーを超えます。
その10分後。自陣深い位置からの相手スローイン。そのボールを飯田がカットして中村へ。中村と安田のリターンパスで相手を集めて、相手ボランチの背中に入った古田へとボールを繋ぎます。そして、古田から背後へと動き出した玉村へパスを送りますが、相手もすかさず玉村へプレッシャーをかけます。そして、玉村はサポートに入った松浦とワンツーで相手をかわし、逆サイドでフリーになった池田へパス。通ればGKと1vs1という場面でしたが惜しくもパスがズレてしまいシュートまで行けません。
チャンスになりそうなシーンを幾度か作りますが得点出来ずにいると、セットプレーや背後への対応の遅れから失点を重ねてしまい1-4に。
しかし、前半終了間際。セレッソのコーナーキック。玉村のキックは相手に先に触られます。しかし、ボールはゴール前にこぼれます。相手がそのボールをクリアしようとしたところを古田が相手のクリアを体を張って防ぎます。そしてそのボールが田村の元へとこぼれ、そのまま蹴り込み1点を返して2-4でハーフタイムを迎えます。

ハーフタイムには守備の反省点やその中でも観られた成長した点。攻撃ではスピードが上がった中でのボールを扱う技術。今置かれている状況に怖がらず判断をすることなどを確認して後半へと挑みました。

後半6分。ハーフライン付近でパスを受けた西村からワンタッチで池田へとパスを通します。パスを受けた池田はサポートに入った玉村へと落とし、玉村から背後へと動き出した田村へスルーパス。抜け出した田村はDFに後ろからファールをペナルティーエリア内で受け、PKを獲得します。PKのキッカーは田村。ゆっくりした助走から打たれたシュートは惜しくもGKに防がれてしまい得点することが出来ません。
得点チャンスを逃した3分後。再び背後の対応ミスから失点してしまいます。
しかし、1分後には右サイドを崩し、抜け出した池田がDF2人を強引に抜き去り、力強いシュートをネットへ突き刺し3-5に。
その後、多くのチャンスを作り出しましたが、得点をすることが出来ずにいるとカウンターから失点を繰り返してしまい3-7で試合終了。

多くの失点をしてしまい、たくさんの課題が出た試合となりました。
今の自分たちの立ち位置をしっかり認識しながら、謙虚に懸命に日々努力を重ねて成長していきたいと思います。

本日は会場まで足を運んでいただいたサポーターの皆様・ご家族の皆様・関係者の皆様、温かいご声援ありがとうございました。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督  日高 欣弘)