セレッソ大阪スポーツクラブ

皇后杯大阪府大会 2回戦 追手門学院高等学校戦|レビュー:

2024.06.29
2024年6月29日(土)第30回大阪女子サッカー選手権大会兼第46回皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会大阪府大会 2回戦
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 0-2 追手門学院高等学校
試合詳細 >
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本日、第46回皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会大阪府大会がOFA万博グランドで開催されました。

守備では背後への対応やセカンドボールを拾うこと、攻撃では中央を狙いながら幅をうまく使うことを確認して試合へと入りました。

序盤、ロングフィード→ポストプレーを狙ってくる相手に対して、フリーでもクリアすることが多くマイボールにすることが出来ず相手のペースになります。
しかし、前半10分。マッチアップ気味に守備をする相手に対して、選手が立ち位置を変えます。そして、相手SBが前に出たところを竹田が背後にアクション。それを逃さず四本からロングフィードを送ります。サイドの深い位置で1vs1となった竹田。迷わず相手に仕掛けゴールライン側を突破します。そして、中央の飯田へクロス。しかし、後一歩というところで相手にクリアされてしまいます。
その後はボールがなかなか落ち着かず効果的な攻撃が出来ずに前半は終了します。

ハーフタイムにはDFラインをコントロールすること。技術を丁寧に発揮することなどを確認して後半へ入りました。

後半、立ち上がり早々チャンスを作ります。
ハーフライン付近で四本がボールを奪います。そして、右サイドでフリーになった木下へパス。そのまま四本が左SBの背後へと動き出します。
木下は四本の前にパスを送り四本がクロスをグラウンダーで送るとボールはニアに走り込んだ飯田の元へ。相手が飯田に集まると飯田はそのパスをスルー。ボールは後ろで待つ中村へ。中村がファーストタッチを持ち出してシュートモーションに入るとDF2人がブロックに。それを観て中村はキックフェイントで切り返し、中央でフリーになった古田へパス。古田は右足を振り抜きますが、惜しくもGKに止められてしまいます。
少しずつボール支配率を増やし、流れがセレッソに来だした前半10分。コーナーキックから失点をしてしまいます。
流れを引き戻そうと選手交代を試みますが、5分後にもコーナーキックから押し込まれ立て続けて失点。

そこから失点したことに全体が慌ててしまい、選択肢を持たずに前へと入れ込んでしまい、相手に狙われてしまうという展開が続き、効果的な攻撃が出来ません。

そして、ゴールを奪えず試合終了。
失点した後のリバウンドメンタリティーや視野が狭くなることで選択肢を減らしてしまうところなど多くの課題が見受けられた試合となりました。
自分たちがやってきたことを迷わず発揮できるように、もう一度懸命に練習へ取り組んでいきたいと思います。

本日もお応援に駆けつけていただいた保護者の皆様・サポーターの皆様、ご尽力いただきました関係者の皆様、誠にありがとうございました。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督  日高 欣弘)
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