2025年4月27日(日)U-18女子サッカーリーグ2025 関西1部
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 13-1 神戸FC
試合詳細 >
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U-18女子サッカーリーグ2025関西が行われました。
4戦目の相手は今年2部から昇格してきた神戸FC。ここ2試合勝ちきれていないセレッソは、内容に拘り無失点で勝利することを目標に試合を迎えました。
セレッソのキックオフで試合が始まった前半5分、早速試合が動きます。相手のクリアを出足よくカットした寺田から同サイドの玉村へと繋ぎ、ポケットへ走り込む古田へ。対応する相手をうまく交わしてゴールに流し込み、良い時間に先制点を奪います。
追加点を狙いたいセレッソですが、9分、ビルドアップのエラーからボールをロスト、バイタルエリアに収められフィニッシュに走り込む相手にペナルティエリア内で思わずファールし、PKを与えてしまいます。GK原田が方向を読み反応しますが、一歩届かず。1-1の同点に追いつかれます。
もう一度自分たちの流れを作ろうと試みるなか、15分、瀬戸のキープから再び玉村に繋がり、ペナルティエリア中央に走り込んだ中村へ。抜け出してシュートを打つところで相手のファールを誘い、PKを得ます。これを自身で落ち着いて決め再びリードします。さらに21分には左SBの竹田が起点となり、玉村へスルーパス、ゴールニアハイに決め3点目を奪います。30分に中村のミドルシュート、さらに39分にはVO牧之瀬が復帰後初ゴールを決め、5-1で前半を折り返します。
ハーフタイムは、失点に繋がったビルドアップ時のお互いの距離感、プレーエリアごとの守備対応の判断について、攻撃ではバイタルエリアで3人目の関わりや動き出しの質を上げることを確認して後半へ。また、林祐と西村を投入し、攻撃の活性化を計ります。
後半1分、寺田の相手ボール回収から中村、玉村を経由し、中央古田が冷静に決めて6-1。14分には右コーナーキックのこぼれを寺田が押し込み7点目を奪います。この後、引き込んだ相手の守備に対して攻撃が停滞し、シュート場面が作り出せない時間帯が続くなか、給水前後に山﨑、安田を投入して、残り20分で更なるゴールを狙います。
その後、クロス、カウンター、また交代出場の林優の仕掛けを起点にした攻撃から飯田の2得点なども決まり、計6点を追加して最終スコア13-1で勝利を収めました。
2試合ぶりに勝ち点3を掴むことができましたが、目標としていた無失点での勝利を達成することができず、立ち上がりと得点の動いた後の時間帯の振る舞いや判断等に課題の残る試合となりました。攻撃面では、複数の選手が特徴を出して得点に関わったことをポジティブに捉えつつも、アタッキングサード侵入回数、シュート本数に対しての得点率という観点では満足いくものではないため、今後の試合を見据えて、どんな相手にも脅威となる攻撃を発揮できるよう判断やクオリティの改善に取り組みます。
次節は再び高体連の強豪、大阪学芸高校の対戦。チーム内でも切磋琢磨し、良い準備をして迎えたいと思います。
保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さま、本日も温かいご声援をありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)