2025年6月14日(土)第31回大阪女子サッカー選手権大会兼第47回皇后杯JFA全日本女子サッカー選手権大会大阪府大会 2回戦
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 0-1 大阪体育大学
試合詳細 >
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第31回大阪女子サッカー選手権大会 兼 皇后杯JFA第47回全日本女子サッカー選手権大会大阪府大会一回戦が行われました。
午前中から降り続く雨により、ピッチのあちこちに水たまりが見える中でのキックオフとなりました。
開始直後から大阪体育大学の圧力に押される展開となり、開始8分の相手の左コーナーキック。
一度は跳ね返しますが、こぼれ球を拾われ、ミドルシュートを決められます。
早々に先制され追う展開となりますが、全員で前を向き、相手との球際バトルに立ち向かっていきます。
前線にターゲットとなる選手を置き、シンプルなフィードから攻撃を組み立ててくる相手にもGK天野、CB牧口を中心に粘り強く対応し、自陣からの攻撃の場面では飯田、牧之瀬のダブルボランチが中央でボールを引き出しつつ、タイミングよく前線に送り、右SH中村のドリブルから相手陣地の深くにボール運ぶ機会が増えていきます。
しかしながら、相手の徹底した守備に阻まれ、良い形でシュートを打つことができず、前半が終了します。
ハーフタイムには、失点したコーナーキックやクロス対応、相手VOに対する数的優位の作り方を修正し、後半のピッチに送り出します。
雨足も後半開始直後から一時的に強くなり、セカンドボールをどちらが拾うかが流れを決める展開となりました。
後半から安田に代わって出場した左SH林祐未が何度か相手VOの背中でボールを受け、ボールを前進させますが、チームとして相手陣地でのプレーのクオリティが上がらず、チャンスを作るには至りません。その後も素早く前線にボールを送り込んでくる相手に押し込まれる展開が続きます。
接触プレーで痛んだFW田村に代え池田を投入し、相手の前線からのプレスに一つ飛ばしのパス・3人目のサポートを活用しながら前進を試みますが、相手のプレスバックの速さに阻まれる場面が増えていきます。
試合終盤に右SBに松浦を投入し、右SH中村、左SB竹田が一度ずつ相手陣地の深い位置までボールを運びますが、相手ゴールを脅かすまでには至らず万事休す。
2025年の皇后杯大阪府予選は0-1で一回戦敗退となりました。
現在関西学生サッカーリーグ1部で首位を走る大阪体育大学との間に確かな差を感じる敗戦となりました。
相手の攻撃に粘り強く対応し続けたディフェンスには選手の成長を感じつつも、出足の早い相手に攻撃を構築する部分については引き続き精度を高めていきたいと思います。
休む間もなく、明日は全国大会への出場がかかった第7回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)関西予選の第3試合。
気持ちを切り替え、チーム一丸となって最善の準備をして臨みます。
本日も生憎の悪天候にも関わらず、多くの保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さまにアウェイのグラウンドに駆けつけていただきました。
温かいご声援をありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。
(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)