セレッソ大阪スポーツクラブ

全日本女子U-15関西大会 3位決定戦 FCヴィトーリア戦|レビュー:3位で大会を終える

2021.11.14
2021年11月14日(日)JFA第26回全日本U-15女子サッカー選手権大会関西大会 3位決定戦
セレッソ大阪堺ガールズU-15 4-2 FCヴィトーリア
試合詳細 >
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本日、JFA第26回全日本U-15女子サッカー選手権大会3位決定戦が京都のアクアパルコで行われました。

不安定な立ち上がりから入ってしまいます。
前半2分。相手の背後へのパスに一度は対応しますが、セカンドボールを拾われミドルシュートを打たれて失点してしまいます。
しかし、ボールを止める・間へのパス・仲間の時間を作るなど積み重ねてきたことを選手が1人ひとり表現することで徐々にリズムを掴みます。

すると6分。左サイドからのスローイン。牧之瀬からパスを受けた堀がバイタルエリアにいた竹田へとパスを入れます。
竹田が背負いながらDFを外し、右サイドでフリーとなった内田へと繋げます。その瞬間に磯部が背後へと動き出し、内田からスルーパスを受けます。残念ながらパスが強すぎたため、GKに取られてしまいますが少しずつ良いリズムが生まれます。

19分。再びチャンスが訪れます。
右サイドで奪ったボールを牧之瀬→内田→堀→牧口へと繋ぎます。フリーになった牧口から背後へ動き出していた高山へ。高山がGKをキックフェイントで抜き去り、無人のゴールにシュート。同点に追いつきます。

その後、磯部→牧之瀬→中村とパスを繋ぎ、中村のスルーパスに竹田が反応して、GKとの1vs1をきっちり決めて2-1。その1分後、中村のクロスを再び竹田がヘディングシュートで決めて3-1として前半終了。

後半4分にも牧口のスルーパスから堀江が抜け出して得点を重ねます。
しかし、時間も終盤へと差し掛かったところでセットプレーからセカンドボールを押し込まれ4-2となり、そのまま試合終了。

ボールを動かしながら攻撃するという所は徐々に改善が見られますが、立ち上がり・セットプレーの集中力など課題も見えた試合となりました。

この試合にて、2021年度の公式戦は終了となりました。
今大会は不本意な結果となりましたが、この結果から目を背けることなく1人ひとりが自分と向き合って、今後も成長していければと思います。

コロナ禍で大変な情勢の中、ご尽力を頂きました大会関係者の皆様、サポーターの皆様、保護者の皆様、誠にありがとうございました。

(セレッソ大阪堺ガールズU-15監督 日高欣弘)