セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 前期 神戸弘陵学園高等学校戦|レビュー:

2023.09.24
2023年9月24日(日)U-18女子サッカーリーグ2023 関西1部 前期
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 3-1 神戸弘陵学園高等学校
試合詳細 >
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U-18女子サッカーリーグ2023関西 神戸弘陵戦が舞洲人工芝グラウンドにて開催されました。
試合前に前線からの守備を全体で連動すること・相手のCBを攻めることなどを確認して試合へと挑みました。

試合は立ち上がりから動きます。
相手のスローイン。CBに投げたボールを田村がプレスをかけ、相手からボールを奪います。田村はゴールへボールを運びながらGKが戻り切れていないのを観て、すかさずシュート。コントロールされたシュートは相手GKが届かない所を通り、ゴールへと吸い込まれて先制点を奪います。
その1点がチームに勢いを与えます。
ボールを持った名和。名和から寺田にパスを入れます。寺田は飯田とのワンツーで相手FWを突破します。そして寺田→玉村→池田へと繋ぎ、ハーフライン付近で池田が前を向いた瞬間、田村と中村が背後へと走り出します。そして池田は田村を選択し、スルーパス。通ったかと思われたパスはDFにギリギリの所で触られます。しかし、セカンドボールを田村が拾い、横へサポートに入った牧之瀬へボールを渡します。牧之瀬から左へと流れていた玉村へ。玉村が前向きになった瞬間、池田が再び背後へアクション。それを見逃さず玉村もサイドからスルーパスを送ります。池田は滑り込みながらワンタッチでシュートを試みますが、惜しくも相手GKに止められてしまい追加点とはなりません。
その後も、前線が能動的に動き、躍動したプレーを魅せますが追加点が取れず1-0のまま前半は終了します。

ハーフタイムには守備の奪い所を見逃さないことや疲れてきた時こそ良い準備をすることなどをコーチングして後半へと入りました。

後半開始1分。左サイドから相手のスローイン。寺田がボールを奪い、FWへとパスを出しますが、再び相手に奪われます。しかし、素早い切り替えから池田がボールにプレスをかけると相手が横パスを出します。そこに池田のプレスに連動して出てきた下高がそのボールを奪取。そして、そのまま前方へパスを出します。すると、左サイドから走り込んできた中村がそのパスを受け取り、CBと1vs1に。その1vs1を巧みにかわし、GKが出てきた所をゴールへとシュートを流し込み、追加点を奪います。
その後、全体の運動量が落ちてしまい、ボールを失うシーンが増えましたが、後半26分に試合を決定づける3点目を奪います。
右サイドの深い位置からのスローイン。西村は飯田へと投げます。飯田はボールをもらうと相手が中央を締めたのを観て外側にいた牧之瀬へとパスを送ります。
牧之瀬がボールを止めた瞬間、田村が相手CBを外しゴールまえでパスを受けるとワンタッチでシュートを打ち、GKのニアを打ち抜き追加点。
その後、プレスが甘くなった所をミドルシュートを打たれ失点をしますが、合計3-1で勝利することが出来ました。

課題も多く観られた試合でしたが、それ以上に選手のアグレッシブなプレーを多く観られることの出来た試合となりました。
今日出た課題に対して真摯に取り組み、次戦へと繋げて行きたいと思います。

本日も応援に駆けつけて頂いたサポーターの皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。



セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 日高欣弘