セレッソ大阪スポーツクラブ

全日本U-18女子サッカー選手権大会関西大会 1回戦 ディアブロッサ高田FCソヒィーゾ戦|レビュー:

2023.10.10
2023年10月9日(月・祝)第1回関西 U-18 女子サッカー選手権大会兼JFA第27回全日本U-18女子サッカー選手権大会関西大会 1回戦
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 13-0 ディアブロッサ高田FCソヒィーゾ
試合詳細 >
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本日、滋賀県ビックレイクにて全日本U-18女子サッカー選手権大会関西大会が開幕しました。
上位2チームが年始に行われる選手権全国大会への出場権を得られる今大会。
チーム内で戦う姿勢をしっかり持ちながら初戦に入ろうと試合前のミーティングで確認しました。

開始3分。試合は動きます。
自陣で四本→楠へとパスを繋ぎ、木下が中盤の間で受けようとします。すると相手がそれに反応して木下の周りに集まります。それを西村が見逃さず、相手が集まることで出来たスペースへ走り込み、楠からパスを受けます。そして、その西村からサイドへと抜け出した佐藤へスルーパス。最後は中央でフリーになっていた中村へクロスを送り、ワンタッチでゴールへ蹴り込み開始早々先制点を奪います。

その3分後。楠→丸井→中村と中央を崩し、古田へスルーパスを送ります。通ったかと思われたパスはギリギリのところで相手に触られ、通りません。しかし、そのセカンドボールを古田が素早く反応して拾います。そこから奪いに出てきた相手の矢印を折るスルーパスを古田からサイドの木下へ。木下は得意の左足にボールを置き、丁寧に中央へパスを送ります。そのパスの先にいたのは佐藤。佐藤はヘディングシュートでゴールに突き刺し2-0とし、試合を有利に運びます。
その後、西村・丸井など様々な選手が得点を取り前半を10-0で折り返します。

ハーフタイムには切り替えは徹底することやボールをしっかり止めること・縦パスに対して全体がサポートすることなどを確認して後半へ挑みました。

後半開始3分。この日1番の歓声が沸きます。
右コーナーキックをセットする木下。中央には吉田・楠・佐藤などターゲットとなる選手が待ち構えます。木下が短い助走から鋭いキックを送り込みます。それに合わせたのは楠。高い打点でヘディングを合わせ、GKも動けないくらいの強烈なヘディングシュート。女子ではあまり観ないダイナミックなゴールに歓声が沸きます。
その後、中田のミドルシュートや田村のショートカウンターなどで得点を追加して、合計13-0で初戦を突破することが出来ました。
しかし、試合の内容ではボールを止めることや相手を外す・動き直すなどたくさんの課題が多く観られました。
今回出た課題と真摯に向き合い、懸命にトレーニングをしたいと思います。

本日は天候が悪い中ではありましたが、応援に駆けつけて頂いた保護者の皆様・サポーターの皆様。運営にご尽力頂きました関係者の皆様、誠にありがとうございました。

セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 日高欣弘