セレッソ大阪スポーツクラブ

クラブユース女子関西予選 SASAYURI FC SHIGA戦|レビュー:

2025.06.02
2025年6月1日(日)第7回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)関西地域予選
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 8-0 SASAYURI FC SHIGA
試合詳細 >
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日本クラブユース女子サッカー (U-18) 大会 関西地域予選が行われました。
今年は5チーム中2位までが全国大会出場のレギュレーションで、本日は5チーム総当たりリーグの第2節となりました。

前半は、セレッソのキックオフで試合が始まります。すると早速右サイドから中村、松浦で深く侵入し、グランダーのクロスに田村が合わせ、開始52秒で先制します。
その後も相手陣内でプレーする時間を増やしてゴールに迫りますが、ラストパスの精度を欠いたりオフサイドなどで追加点が奪えません。
19分、相手の前進に対して左サイドの前線から連動してプレスをかけ奪い返した古田からゴール前ニアポストに走り込んだ田村に折り返し合わせ、ようやく追加点を奪います。その後20分、22分、28分、30分、31分とトレーニングで取り組んできた形での得点も生まれ、良い流れを作ります。

7-0で折り返したハーフタイムは、後半も一点でも多く得点を重ね、無失点で終えることと、攻撃では相手のプレスの矢印を見て選択すること、守備は不用意なロストに気をつけつつ、万が一失った時も飛び込まず数的状況に応じて冷静に対応することを確認しました。

後半も開始から優勢にゲームを進めますが、自陣で構える相手に対して、深くまで侵入できず攻撃が終わってしまったり、ゴール前で幅をうまく使えず決定機を作ることができません。攻撃の活性化を目指し安田に変えて亀井を投入し迎えた19分、中盤右サイドで松浦が奪い返し、前へ抜け出す田村へ。ダイアゴナルに送られたクロスは一度ファーにそれますが、大外に走り込んだ飯田が折り返し古田がフィニッシュ。8-0とします。追加点を目指して攻め続けますが、相手の守備に粘られ、カウンターや中央の崩しなど得点機会をものにできず、そのまま試合終了となりました。

勝ち点3を掴むことができましたが、後半の決定力には課題の残る試合となりました。この先の試合は、限られたチャンスをどれだけ決め切れるかが鍵となります。
一週間あいて、次はアウェイで皇后杯とクラブユースの連戦です。どちらも勝利を掴めるよう、トレーニングで一つひとつのプレーに拘りを持って取り組んでまいります。

保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さま、温かいご声援をありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)


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