セレッソ大阪スポーツクラブ

関西女子U-18 姫路女学院高等学校戦|レビュー:

2025.08.31
2025年8月30日(土)U-18女子サッカーリーグ2025 関西1部
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18 13-1 姫路女学院高等学校
試合詳細 >
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U-18女子サッカーリーグ2025関西が開催されました。
前期のあとのオフが明けてから最初の公式戦ということで、年間目標達成のために重要な試合と位置付けて臨みました。

相手ボールで試合開始。球際、切り替えでスタートから圧倒しようと試合に入ります。6分、相手のクリアを回収してSB松浦からFW古田への楔、これにVO牧之瀬、SH亀井が関わり最後は再び古田がGKを交わしてゴール。技術的なミスもあり、パーフェクトな入りではなかったものの、良い時間帯に先制します。その後も相手陣で試合を進め、16分には、今日ポイントにしていた守備への切り替えから、相手GKのキックミスを逃さず、SH竹田がボール奪取。パスを受けたを飯田が落ち着いて決め、2点目を奪います。飲水前には守備対応が甘くなったところを狙われ、続けて相手の攻撃を受けますが、ボックスには入らせず再び攻撃に向かいます。35分、36分と2トップの2人が中央、サイドでコンビネーションを見せ得点、さらに46分にはVO牧之瀬のコーナーキックを寺田がヘディングで押し込み5-0で前半を折り返します。

ハーフタイムは、相手のシステムと対峙する相手の整理、左サイド攻撃の活性化とカウンターをさせない対策、セットプレーの更なる工夫のアイデアを確認して、選手2人を入れ替えて後半に向かいます。

相手を押し込んで迎えた50分、左サイド起点の中央突破は一度跳ね返されますが、SB安田がファーへ送り込んだところを逆SBの松浦が思い切って振り抜き、後半最初の得点を挙げます。コーナーキックや前線プレスから異なる選手が追加点を重ねましたが、逆に64分。コーナーキックの二次攻撃をやりきれない部分を相手に拾われカウンターを許し、一度のチャンスでほしくなかった1点を献上してしまいます。ここから立て直して、再び得たコーナーキックのチャンスで寺田がこの日ハットトリックとなる3点目。給水時間を挟んだ残り時間も、相手のアタッキングサードに入りシュートを放ち続けますが、しばらくは分厚い守備をこじ開けられず時間が過ぎます。ラスト5分でようやく獲得したセットプレーから3得点を重ね、最終スコア13-1で終了しました。

1点でも多く、そして無失点を掲げて臨んだ一戦でしたが、切替や攻撃のアクションの面でチームとして良い部分が出せた一方で、ゴール前の精度や唯一のピンチでの1失点など、確かな課題も残りました。次節9/15のINACレオンチーナ戦までの時間で、一つひとつのプレーの意味にもう一度拘り、精度を高めて、攻守どちらも相手の脅威になるよう取り組んでいきたいと思います。

本日も暑い中、多くの保護者の皆さま、関係者の皆さま、サポーターの皆さまに応援に駆けつけていただきました。
温かいご声援をありがとうございました。
引き続き、応援をよろしくお願いします。


(セレッソ大阪ヤンマーガールズU-18監督 武末彩子)


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