2024年5月25日(土)高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2024 関西サンライズリーグ1部 第13節
セレッソ大阪西U-15 - 柏田サッカークラブ
試合詳細 >
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本日、高円宮杯JFA U−15サッカーリーグ2024関西サンライズリーグ1部 第13節 柏田サッカークラブ戦が、セレッソ大阪舞洲シャウエッセングラウンドにて行われました。
柏田サッカークラブのキックオフでゲームがスタートします。
相手は攻撃時と守備時にフォーメーションを可変しながら攻撃を仕掛けてきます。
立ち上がりからボランチの亀田、森が相手のライン間でボールを引き出しテンポ良くパスをさばきます。
相手コートに入ると國吉が1.5列目で上手くボールを引き出し味方にチャンスメイクするシーンが続きます。
そんな中前半10分。右サイドでボールを受けた岡崎が得意のドリブル突破からシュートを放ちます。
一度は相手ゴールキーパーにセーブされるも、セカンドボールを國吉が回収し、左足でファーサイドにシュートを決め1-0と先制に成功します。
前半15分には岡崎から絶妙なニアへのアーリークロスが入り國吉が飛び込み合わせますが惜しくもポストに直撃しゴールとはなりません。
その後もセレッソ大阪西ペースでゲームは進み、自陣からのビルドアップから相手コートまで侵入し國吉→山元のホットラインで追加点のチャンスを何度も作りますが相手GKのファインセーブもあり得点を奪えず前半は1-0で折り返します。
ハーフタイムでは、ゴール前での判断のスピードを上げること、それぞれの選手が相手の嫌なポジション取りをし2対1を作り相手を破りにいくことを共有し後半に入ります。
後半スタートから力石を投入し攻撃にアクセントを加えにいきます。
相手も得点を奪うため、攻守ともに前がかりになり攻防が激しくなります。
少しずつ相手のペースに飲まれ始め押し込まれる展開が続く中、後半44分にペナルティエリア付近でフリーキックを与えてしまいます。
インスイングのボールに対してボールウォッチャーになってしまい、折り返したボールをそのままゴールに押し込まれ1-1の同点とされます。
流れを変えるため野山を投入しRSBの田中を1列上げLSHにポジションを変更します。
その田中が躍動します。LSBのエゼモクェと上手く関係を作り、2対1で相手を崩し高い位置に侵入してからは得意の推進力のあるドリブルで相手のニアゾーンを積極的に破りにいきます。
両サイドのアタッカーが試合を動かします。
後半72分。左サイドでボールを引き出した田中がドリブルでニアゾーンに侵入し、折り返したボールを山元がゴールに流し込み2-1とします。
さらに後半73分。右サイドでボールを引き出した岡崎が相手をドリブルで1枚剥がしニアに強烈なシュートを突き刺し3-1とリードを広げます。
後半アディショナルタイムに上田、廣田を投入し試合をクローズしにいきます。
終盤にペナルティエリア付近から強烈なミドルシュートを打たれますが川中のファインセーブで得点を許しません。
最後まで激しい攻防が続きましたが、試合は3-1で終了となりました。
守備面では日頃の練習から取り組んでいる部分が見られポジティブに捉えられるシーンもありましたが、攻撃面での技術のクオリティとスピード感はまだまだ改善が必要と感じました。特にゴール前でのチャンスを決めきれていればと悔やむ部分が多くありました。
サンライズリーグは本日で一時中断期間に入りますが、6月から始まるクラブユースに向けて更に進化した姿を見せられるように皆で良い準備をし勝利につなげられるように頑張ります。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島 高行)