2024年6月22日(土)第39回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会関西大会 第5〜7代表決定トーナメント 代表決定戦
セレッソ大阪西U-15 - 京都サンガF.C.U-15
試合詳細 >
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本日、日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関西予選 代表決定戦 京都サンガF.C.U-15戦がJ-GREEN堺 S5にて行われました。
勝てば全国大会出場が決まる大一番のゲーム。
風の影響がある中、セレッソ大阪西U-15のキックオフでゲームがスタートします。
相手は4-4-2のシステムで、2トップを目掛けたロングボールを利用しカウンターを仕掛けてきます。
立ち上がりからセレッソ大阪西がボールを握りますが、ビルドアップのテンポが上がらず相手守備陣に構えられた状態で試合が進みます。
6分に試合が動きます。相手ゴール前でのパスミスからロングボールを利用したカウンターを受けそのままフィニッシュまでいかれ0-1となります。
しかし、時間が経つにつれて中央だけでなく両サイドでも起点ができ、両サイドバックの寺本、エゼモクェがオーバーラップから積極的に効果的なクロスを入れます。質の良いクロスが何本か入りますがファーサイドに走り込めておらず得点を奪うことができません。
相手ゴール前でプレーする時間帯が続く中、26分。山元が相手の背後に抜け出しボールを収め、オーバーラップした寺本へパス。パスを受けた寺本がクロスボールを入れ相手GKに弾かれますがこぼれ球を森が押し込み1-1とします。
その後もセレッソ大阪西が押し込む展開が続きますが追加点を奪うことができず前半は1-1で折り返します。
ハーフタイムでは、ボールを保持した時に探す時間を短くしテンポよくボールを動かすこと、相手ゴール側に押し込んでいる時のラインのプッシュアップ、守備時に剥がされた後のプレスバックをアラートにすること、距離感をコンパクトにし続けることを共有し後半に入ります。
後半が開始してから序盤は、風の影響も受ける中、なかなか相手ゴールへ迫れません。
45分、國吉に代わって片山を投入し流れを変えにいきます。その片山が起点となりチャンスが生まれ始めます。左サイドの谷口がゴールキーパーと1VS1になりますが、1度GKにセーブされ、そのまま片山がダイレクトでシュートを放つも枠をとらえられません。
その後、谷口に代わり田中が入り、さらに攻撃的に仕掛けます。時折受けるカウンターをなんとかしのぎながらもチャンスを作ると、65分には中央片山のスルーパスから抜け出した山元が角度のない中でGKと1VS1を迎えますが、これも枠をとらえられません。
終盤には寺本と交代で入った野山も積極的に仕掛けますが、このまま試合は終了しPK戦へと突入します。
まずは1人目、先行のセレッソ大阪西の山元がきっとりと決めると、GK川中がセーブしリードします。
2人目の森が落ち着いて決めますが、ここは相手選手も決めます。
続く3人目が外してしまい、嫌なムードが流れますがここでまたもや川中のスーパーセーブが生まれ、リードを保ちます。
4人目の力石が上手く決めると、その後相手選手が外したため、3-1となり見事に勝利することが出来ました。
全国大会に出場することが出来たとともに、リーグ戦とは違う緊張感の中、関西予選で多くの試合を闘えたことはチームにとっての収穫です。
しかし、現状のパフォーマンスではまだまだ力が足りません。ここで得た経験を活かし、全国大会までにもう1つ成長出来るよう、また来週から頑張っていきたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、遠方まで温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島 高行)