2024年6月16日(日)第39回日本クラブユースサッカー選手権(Uー15)大会関西大会 第5〜7代表決定トーナメント 1回戦
セレッソ大阪西U-15 - ディアブロッサ高田FC U-15
試合詳細 >
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本日、日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 関西予選 第5〜7代表決定トーナメント1回戦
ディアブロッサ高田FC U-15戦がフレスカ人工芝 第2コートにて行われました。
セレッソ大阪西U-15のキックオフでゲームがスタートします。
相手は4-4-2のシステムで前線のテクニカルな選手を起点に攻撃を仕掛けてきます。
開始早々にセレッソ大阪西にチャンスが訪れます。
2分、寺本が右サイドをスピードを活かしたドリブルで突破し山元へ絶妙なラストパスを出します。
GKと1対1の状況になりますがシュートは枠を捉えることができません。
その後もセレッソ大阪西が相手のゴールまで迫る時間帯が続きますが、ゴール前でのクオリティが上がらず得点を奪うことができません。
そんな中20分、岡崎が右サイドでファールをもらいセットプレーのチャンスを得ます。
岡崎からのボールにエゼモクェがヘディングで上手く合わせクロスバーに阻まれますが、そのこぼれ球に反応した長谷川がゴールに押し込み、1-0と先制に成功します。
先制後、少し相手が前がかりになり守備が受け身になり始めます。
ゴール前でフリーキックを与えてしまい、トリックプレーからGKと1対1の状況になりますが川中のファインセーブでことなきをえます。
前半で追加点がほしいところでしたがそのまま1-0で折り返します。
ハーフタイムでは、セカンドボールに対して素早く反応すること、ゴール前ではシュートでプレーをやり切ること、ピッチ内での攻守の上下運動を全員でやる事を共有し後半に入ります。
後半スタートから片山を投入します。
立ち上がりから相手のロングボールに対応する時間帯が続きますが長谷川、津田を中心に対応しセカンドボールを森が素早く回収してボールを動かします。
後半途中から相手はフォーメーションを変更し、後方からロングボールを入れ、前線の3枚を中心にドリブルで積極的に仕掛けてきます。
44分、田中を投入し攻撃にアクセントを加えにいきます。
両サイドで上手く2対1の状況を作り出し、シュートまで持ち込みますがシュートコース、パスの質が悪く得点を取りきれません。
そんな中でも、前線の片山、山元が積極的に相手の選手にプレスをかけミスを誘発します。
互いに攻防が激しさを増し、ゲーム展開がオープンになり始めますが全員でポジティブな声を掛け合い相手に流れを渡しません。
後半アディショナルタイムに入ってからも、どちらが得点を取ってもおかしくないシーンもありましたが最後まで守り抜き1-0で試合終了となりました。
決めれるところできっちり得点を奪いきれていればゲーム展開が大きく変わっていたと思いますが、次に繋がる大きな1勝となりました。
本日の試合は失点してもおかしくないシーンが沢山ありました。
過去の試合では感情が抑え切れず、乱れてしまうシーンもありましたが選手達の日常からの些細な変化が今日の勝利を引き寄せてくれたと思います。
来週の第5代表決定戦に向けて、最高の準備をして全員で北海道行きの切符を勝ち取りたいと思います。
で温かいご声援ありがとうございました。
引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします。
(セレッソ大阪西U-15コーチ 中島 高行)