セレッソ大阪スポーツクラブ

プリンスリーグ関西1部 第11節 近畿大学附属高等学校戦|レビュー:

2023.09.04
2023年9月3日(日)高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023 第11節
セレッソ大阪U-18 1-1 近畿大学附属高等学校
試合詳細 >
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高円宮杯JFA U-18サッカープリンスリーグ 2023【関西】1部リーグ 第11節 近畿大学附属高等学校戦が行われました。

非常に気温が高い中での試合開始となりました。セレッソ大阪U-18は近畿大学附属高等学校の5バックに対し、丁寧にボールを繋ぎ攻撃を展開します。相手は積極的にプレスをかけてきますがダイレクトプレーを織り交ぜ前進します。一方近畿大学附属高校はボールを奪い縦に速い攻撃を仕掛けてきます。
お互いの攻撃を出し合う形で試合が始まります。
前半4分、GK青谷から配球されたボールにFW山田が走ります。相手GKが飛び出しFW山田と交錯します。ファールの判定となりFKを得ます。MF皿良が放った低い弾道のシュートがゴール右隅に吸い込まれ先制に成功しました。
開始早々先制に成功し落ち着いて試合を運びたいセレッソ大阪U-18ですが、相手のロングボールの対応に苦しみます。アバウトに配球されたボールは、相手FWの能力を活かします。ゴール前では何とか自由を与えず得点こそ与えませんが、ロングスローやコーナーキックで圧力をかけられてしまいます。
我慢する時間が長い中でも時折、精度の高い攻撃を見せます。自陣右サイドから攻撃を組み立てます。MF清水 MF皿良 DF藤井 MF西川と繋ぎますが相手GKに阻まれます。その後も2回大きな決定機を迎えますが相手GKに阻まれ追加点を奪えずに前半が終了します。

ハーフタイムにはボールを受ける回数を増やす事、相手中盤の背中を有効に攻める事を確認します。

後半開始から攻撃を仕掛けます。しかし僅かな技術ミスにより時間を失い相手プレスにかかります。
セレッソ大阪U-18は失ったボールを取り返そうとプレスをかけますが、アバウトに配球されたロングボールを奪う事が出来ません。ロングスローやCKと耐える時間が続きます。
後半35分。自陣右サイド ハーフライン付近で中央にボールを運ばれDFライン背後へボールを配球されます。若干対応が遅れ、GK青谷との1vs1を冷静に流し込まれ失点を喫します。
後半残り時間も攻撃のクオリティーが上がらず、相手の勢いを受け続ける事になりました。大きな得点機会も無く、後半が終了しました。

今節は難しい試合状況下でしたが、しっかりと相手の攻撃を凌いで勝ち点1を積み上げたと感じています。今節得た勝ち点を今後に活かせるように、指導者/選手共に課題を受け止め修正し次の試合に向かいます。次節も負けられない試合が続きます。保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、本日は暑い中応援ありがとうございました。

セレッソ大阪アカデミーGKコーチリーダー 稲田康志

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