セレッソ大阪スポーツクラブ

日本クラブユース女子 グループステージ A組 ノジマステラ相模原 戦|レビュー:

2022.08.04
2022年8月4日(木)XF CUP 2022 第4回 日本クラブユース女子サッカー大会(U-18) グループステージ A組
セレッソ大阪堺ガールズ 0-1 ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ
試合詳細 >
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本日、XF CUP 2022 第4回日本クラブユース女子サッカー大会(U-18)グループステージ Aグループ 第3節 ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ(関東①)戦がコーエィ前橋フットボールセンターで行われました。

試合は開始からセレッソのペースで進んでいきます。
1分、中盤でボールを受けて前を向いた中田昌からのパスで抜け出した和田が中へ折り返します。このボールに丸井が触れ、コースが変わったボールを杉本がシュートを打ちますが、これは枠を捉えきれません。その直後にも丸井がカットインからシュートからチャンスを作るなど、優位に試合を進めていきました。
後方からしっかりと攻撃を組み立てて、相手の間や背中を取り、人との関わりを持ちながら分厚い攻撃を仕掛けて、幾度となく決定機を作り出しますが、最後のフィニッシュの精度を欠いてしまい得点を奪えずに時間だけが経過していきます。
結局、得点を奪うことが出来ずに前半をスコアレスで折り返すこととなりました。

スコアレスで迎えた後半、前半とは全く逆の展開となります。
ハーフタイムで守備を修正してきた相手に対して、前にボールを運べなくなってしまいました。
ビルドアップを自陣で引っ掛けられる回数が増えてくると、そこからショートカウンターやミドルシュートでゴールを脅かし続けられてしまいます。
後半だけで17本もシュートを打たれることとなりますが、苦しくなる展開の中で守備陣が最後のところで踏ん張りを見せました。
しかし、52分にCKから失点を許してしまい、非常に痛い失点を許してしまいます。
先制点を奪われ、負けると他会場の結果次第では予選敗退となってしまう状況で、なんとか反撃に出たいところでしたが、最後まで状況を変えられることが出来ずにタイムアップ。0-1の敗戦となりました。

予選敗退の可能性もありましたが、最終的には当該チームのジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18を得失点で辛うじて上回り、明日からの決勝トーナメントへ進むことになりました。

この試合の敗因は、前半のうちに試合を決められなかったことが全てだと思います。また、後半はチーム全体がボールを受けること・運ぶことを怖がってしまい、選手同士の距離感が悪く、予測と準備、判断と技術の質も低かったため、自分達で状況を打開することが出来ませんでした。
明日からは決勝トーナメントとなります。1つでも上に行けるように最善を尽くしていきたいと思います。
本日も保護者の皆様、関係者の皆様、サポーターの皆様、温かい応援ありがとうございました。



セレッソ大阪アカデミーGKコーチ
上野 秀章