セレッソ大阪スポーツクラブ

皇后杯 準決勝 レッズ戦|レビュー:成長し続けた皇后杯、決勝進出はならず

2022.01.05
2022年1月5日(水)皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会 準決勝
セレッソ大阪堺レディース 0-1 三菱重工浦和レッズレディース
試合詳細 >
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皇后杯 JFA 第43回全日本女子サッカー選手権大会 準決勝 vs 三菱重工浦和レッズレディース戦がカンセキスタジアムとちぎにて 行われました。

サイドバックが高い位置を取り、 前に人数をかけて得点を奪うことを目指して試合に挑みます。

立ち上がりは、お互いに主導権を握るべく、 前線からプレスをかけていきます。 7分に岩本が相手CBにプレスをかけると、そのままボールを奪い左に走っていた小山へパス、狙いすましたシュートはわずかに枠を捉えることができませんでし た。この勢いのまま攻めていきたいところでしたが、一瞬の隙を突かれてGKと1vs1の場面を作られます。しかし、山下が体を張って守り、ゴールを許しません。パスのミスが多くリズムを作りきれないまま前半終了。

高い位置をとったサイドバックの背後を使うこと、 ボランチを押し出して高い位置でボールを奪うことを共有して後半 に入ります。

後半も相手守備陣をうまく崩しきれない展開になります。62分にペナルティエリアにドリブルで侵入してきた相手を倒して しまいPKを与えてしまいます。このPKを山下が見事にセーブし、チームのピンチを救います。

その後も押し込まれる時間が続きます。77分に相手のミドルシュートを筒井がブロックしますが、腕にボールが当たったという判定で再度PKを与えてしまい失点。先制を許してしまいます。その後もボールを動かし攻撃を仕掛けますがチャンスを作れず試合終了。

今大会を通して1試合1試合重ねるたびに選手が成長し、チームとしても1つにまとまって闘う集団になっていく姿を見ることができました。

今シーズンも暖かい声援を送ってくださり大変感謝しております。来シーズンはさらに進化していけるよう邁進していきます。

本日もサポーターの皆様、関係者の皆様、保護者の皆様、 応援していただき誠にありがとうございました。

(セレッソ大阪堺レディース・ガールズ GKコーチ 須山 陽平)